rateとratioの違いについて

はじめに

タイトルにあるように,rateratioの違いが気になったのでまとめる.

 

両方とも「比」や「割合」,「率」という意味はわかるが,いざ運用しようという場面でどちらを使えばいいのかと迷ってしまった.(運用と言っても,グラフの軸ラベルに”~比”という意味の英語を入れたかっただけ)

 

テクニカル英語の専門家の先生がまとめて下さっている記事があったのでそれを参考にする.

 

 

rate

「単位XXあたりのYY」というイメージがわかりやすい.

 

例としては,

  • 稼働率(the rate of operation of this machine):単位時間あたりの機械の稼働時間
  • 為替レート(the exchange rate):単位A通貨あたりのB通貨の値段
  • 失業率(the unemployment rate):単位人口あたりの失業者数

など.

 

つまり,複数の”もの”を比べる際に共通の評価指標として使用可能なものになる.(A国,B国,C国の失業率は比較可能.)

 

ratio

「XXに対するYYの比率」というイメージがわかりやすい.つまり純粋に二つの量の比を表す際に使用する.

そのため,the ratio of B to A (AのBに対する比率)という形をとることになる.

 

例としては,

  • リンゴに対する原子の比率(the ratio of an atom to an apple)
  • 直径に対する円周の比率(the ratio of the circumference of a circle to its diameter)

など.

 

おわりに

この他にも,proportionやpercentなど比率を表す英単語が存在するので注意が必要.(上記参考記事には載っています.)

 

簡単な単語でもいざ使うとなると,いろいろ迷ってしまう.少しでも気になったら調べるべきだな.

 

言い訳)私英語がとても苦手です.変なことを書いている可能性もありますのでご注意願います.

 

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